おぼえがき。

乙女ゲー感想中心 ネタバレ配慮少なめ

【FE風花雪月】1周目 青獅子の学級ルートクリア

風花雪月1周目、青獅子ルートをクリアしました!つらかったけど面白かった!

 

メリセウス要塞でカスパル、リンハルト、死神騎士たちと交戦しましたが、死神騎士のことは結局詳しく分からずじまいでした。正体は十中八九イエリッツァ先生だとは思うけれど、もしメルセデスで倒してたら専用台詞があったのかな。

あとカスパルの「ここに来るまで顔見知りを何人殺してきた!」という台詞で本当に辛くなった。そう言われたって帝国が戦争始めなかったら誰とも戦わなくてよかったんだよ......と悲しくなりました。でもエーデルガルトにはエーデルガルトなりの考えや事情がしっかりあるんだろうなぁ......。

 

要塞を突破後、エーデルガルトと話し合いをするも残念ながら決裂。このシーンはお互いの信念のぶつけ合いという感じで見応えがありました。立場が変わればなにを正義とするかはもちろん変わってきます。王国軍からするとエーデルガルトは「無駄な犠牲が出るような方法で国を変えようとした」けど、彼女にとっては「結果的に一番犠牲が少ない方法」が戦争だったわけで、理解しようと言葉を交わしたことで理解し合えないということを実感してしまった。今回は青獅子ルートなので、どうしてもディミトリ寄りの考えになってしまいますね。

その後帝都でヒューベルトたちを倒し、いよいよ最終決戦。覇骸エーデルガルトに挑みます。覇骸って何だ。何らかの力でパワーアップして人外化した姿というざっくりした解釈をしたけど、黒鷲ルートとか外伝とかでちゃんとわかるのだろうか。

戦闘後のムービーで、やっぱり帝国とは分かり合えないんだなと改めて感じて切なかったです。自分に手を差し伸べるディミトリを見て、エーデルガルトはこの時なにを思っていたのかな。

 

その後フォドラは王国が統一。ディミトリは国王、先生は大司教に就任し、新たな時代が幕を開けます。

最初の結婚相手は誰を選ぶか悩みましたが、一番綺麗な流れかなと思いディミトリにしました。前回の記事で「この5年を背負った上で幸せになってほしいな」というようなことを書いたけれど、ディミトリが「耳を塞ぎはしない」と言った上で今後のことを話してくれたのが本当に嬉しかった。

先生に指輪を渡す前に「先生が自分にとってかけがえのない、何であるか」を考え込むところとか、先生の反応がなくて赤面するところとか、先生から指輪を渡された後の喜びを噛みしめるような「ああ、そうか」の一言とか、全部が合わさって「良かったねディミトリ!」という気持ちになりました。いっぱいつらいことがあった分、幸せになってほしいと心から思います。

手を繋いだりしたときに男女の手の大きさの違いについて言及するみたいなシーンが個人的に好きなので、そういった意味でも好きな終わり方でした。

 

以下より回収済み支援S感想

ソティス

選択肢が「???」になっていたのでもしや全ルートクリアしないとソティスとエンディング迎えられないとかあったりするのか...?とビビってたけど普通に1周目から選べて良かった。

「おぬしと共におる」と言ってくれてはいましたが、別れが本当につらくて1部プレイ中に号泣していた思い出があるのでまた話せて嬉しいです。そして告白が本当に可愛くて可愛くて仕方がなかった......。「契りたいほど好かれてたか〜!!!!私もソティスのこと好き!!!!」とニヤニヤしてました。

ラストのスチルが綺麗で可愛くて泣くかと思った。

 

セテス

大司教になった先生、それを補佐するセテス。厳しいことを言いつつも支えてくれるのが優しいですね。

セテスのプロポーズに照れながら頷く先生が可愛かった!想像以上にセテスに好かれていて、あんなにはっきりと情熱的なことを言われるとも思っていなかったので驚きました。

他のキャラはスチル→台詞→暗転してエンディングの流れだったけど、セテスの場合はスチルの後に暗転せず、元の画面に戻って仕事や今後の話をされるのが面白かったです。この2人のこと、カップリングとしてめちゃくちゃ好きかもしれないな......。

 

アッシュ

今回確認できた中だと一番爽やかなエンディングだったかもしれない。

頼ってほしいって言うのが可愛すぎるし、言葉の端々から先生への好意がにじみ出ているし、ストレートに「ずっと一緒にいたい」と言ってくれるのも良いですね......。

僕は、先生の一番でありたい。

先生の喜ぶ顔を、側で見ていたい。

この台詞がめちゃくちゃ好きです。

先生へのプロポーズの言葉を練習してきたっていうのも、いざその時になると緊張からか全部飛んでしまったというところもアッシュらしい。あと「お嫁さん」って言うのも好きだし、幸せすぎてバチが当たらないか怖くなっちゃうところも良いな〜。

少し話はずれますが、先生がアッシュに対して赤面するのは意外でした。確認した中だと他に赤面したのがセテスの時だけだったので、生徒にはしない、それ以外にはするみたいな感じだと思っていたら違った!他に赤面する相手がどれくらいいるか気になります。

 

シルヴァン

「俺の運命は、紋章なんかじゃなく俺が決める」の一言にグッときました。

支援Bを見てからずっと、シルヴァンから好意的な言葉を言われても「これは本心か?どこまで素直に受け取っていいんだ?」と疑ってしまうオタクになっていたので「本気?」という選択肢があったのが嬉しかったし、それに対するシルヴァンのリアクションも良かった。ここでやっとシルヴァンのこと心の底から信じていいんだ!と思えました。今まで疑ってきた言葉も、先生(というか私)には信じてもらえなかっただけでシルヴァン的にはずっと本気だったのかもしれない。

「あんたのためなら何だってやる」とか「あんたが他の女をみるなって言うなら〜」の台詞なんかは今までのシルヴァンからするとかなり重たい言葉選びをしているなぁと感じたのですが、実際本人が「薄っぺらい言葉ばかり吐いてきたから加減がわからない」と言っていて納得しました。最高すぎる。

1部の女神の塔のイベントの話を最初の記事でしましたが、あの時「俺はあんたを不幸にはしません」と言っていた男が今度は「あんたを幸せにする」と誓ってくれるのが本当に嬉しくて泣きそうでした。私もシルヴァンを幸せにしたい。

 

ローレンツ

ローレンツの良さが詰まっていて、スチルも美しい。最初から最後まで全部良かった。

配偶者の条件として家柄や身分を重要視していたローレンツが「大切なのはその人自身の価値である」という結論に至る、というこれまでの支援会話の流れがすごく好きだったのですが、それを踏まえての告白だったのがとても嬉しかったです。

私がローレンツのことを好きな理由の一つが「自分のやらねばならないことを理解し、そのために必要なことを考えられるところ」なのですが、自分の伴侶は先生しか考えられないとなった時に、あれだけいつでも自信に満ち溢れていた彼が「自分は先生に見合った器を持っていない」という考えに至り「ならば先生に見合う人間になれば良い」と努力していたというのが本当にローレンツらしくて良いな〜と思いました。

そして返事をもらった後に「貴女に見合う相手はこのフォドラ中を探しても僕しかいない!」と断言するところも最高でした。本当に良いキャラだと思います。大好き。

 

というわけでFE風花雪月の青獅子ルート感想でした。楽しかった!

まだ明らかになっていないことが多くて気になりますが、黒鷲ルートに進む前に一旦別のゲームを挟もうかなぁと考えています。