前回の記事でも書いたように、今回はGS1の氷室先生のどこが好きなのかを長々と語る記事です。
キャラ語り記事は「自分がそのキャラのどこを魅力的に思っているのかを言語化する(そして後で見返す)」ために書いていきたいと思っているんですが、どんな形式で書いていくのがいいのかなぁとまだまだぼんやり考え中なので記事ごとに形式が全然違ったりするかもしれないです。どう書くのが後から自分でも読み返しやすいんだろう。
氷室零一とは
簡単に書くとこんな感じのキャラクターですかね。
はじめは怖い先生だな、と思うんですが課外授業に参加したり好感度が上がっていくにつれて可愛い部分も見えてきたりします 。キャストの子安さんがPS2版のフリートークで「可愛くて仕方がない」「こいつバカです!」というようなことを笑いながらお話されていたのが印象的でした。
氷室先生の魅力
氷室先生ってたしかに厳しさから生徒から怖がられてるところもあるとは思うんですけど、ヒムロッチとあだ名をつけられていたり、有沢さんがくれるメールに「(質問に完璧に答えてくれると評判だから)氷室先生のクラスで羨ましい」と書かれていたり、別に嫌われている様子はないんですよね。一歩引いて見られているだけというか。
実際、試験で学年一位をとった時なんかはすごく褒めてくれますし、課外授業後に息抜きに連れ出してくれたり、生徒のことをよく見ている、とても良い先生だと思います。
あとは他の堅物キャラにも感じることがありますが「真面目ゆえの面白さ」ってありますよね。なっちんが黒板消し落としのいたずらを仕掛けるイベントや、デート後に好きな食べ物、テレビ番組を聞いた時の会話とか。
あとは何といっても、好感度が上がるにつれて主人公への態度が変わってくるのが可愛くて大好きです。
はじめは誕生日プレゼントもバレンタインチョコも受け取ってもらえないんですが、仲良くなっていくうちに「今回だけだ」と言って受け取ってくれるようになるのとか、すごく可愛くて。
デートに誘ってくれる際に「デートですか?」と聞いたら「...課外授業だ」とあくまでも課外授業であると主張するところも大好きです。
今回のプレイではたまたま先生がデートに誘ってくれた日が誕生日だったのでデート後にそのままプレゼントをもらうことができました。
その際に先生が「生徒の誕生日を覚えるのは教師としての務め」と言ったのに対して主人公が少し残念そうにするんです。それを見て先生は「必ずしも務めということもない」と言ってくれるんですが、もうこのやりとりがあまりにも可愛くて画面の前で口角上がりっぱなしで大変でした。
あとはやっぱり告白。
GSの告白はどれもオンリーワンというか、そのキャラクターだからこその言葉選びに感じるので大好きなんですが、特に好きなのが先生なんです。
「君は無色透明な私の世界に彩りを与えてくれた」
先生のエンディングを初めて見た時に特に印象に残った言葉です。
4月になれば新しい生徒たちを迎えて、卒業まで見守る。そのあとはすぐにまた新しい生徒を迎える。
教師になってからずっとそうしてきて、それに対して特に何か感じたこともなかった先生がその年の卒業式を考えると冷静ではいられなかった。
次の4月からは主人公がいない。
「私はもう、君の前で教師でいることができない」
「君のいない生活には、もう戻れそうにない。君を......失いたくないんだ」
恋をして、氷室先生はとても変わったんです。
主人公から影響を受けて考え方が変わったり、試練を乗り越えたり、というような描写は他のキャラクターにもあると思いますが、先生の告白からはそれがとても強く伝わってきて、3年間過ごしてよかった!!という気持ちでいっぱいになります。
3年目の初詣で「君の、教師 氷室零一への信頼を失いたくない」とまで言った先生です。きっと恋をしたことだけではなく、その相手が生徒であることにもたくさん悩んだと思います。それでも彼女を失いたくない一心で気持ちを伝えにきてくれた。
そんな氷室先生のことを私はこれからもずっと好きなのだろうと思います。
これを読んだ方も先生に興味を持ってくれたら嬉しいです。