おぼえがき。

乙女ゲー感想中心 ネタバレ配慮少なめ

【FE風花雪月】1周目 青獅子の学級ルート②

FE風花雪月 第1部をクリアしました。今は2部に入って最初の戦闘を終わらせたところです。

早速ストーリー感想...の前に、前回の記事ラストに書いたローレンツなのですが、無事にスカウトに成功しました!嬉しい!

3月までに理学を規定値まで上げられそうになかったので贈り物、お茶会、食事などで支援レベルを上げてなんとかギリギリ2月半ばにスカウトできました。

ローレンツみたいなキャラ、めちゃくちゃ好きです。実家の味がする。

彼の「自分に声をかけられることは名誉あること」「自分の誘いを断る人なんているはずがない」と心の底から信じている感じがとても可愛いなぁと思います。

それだけでなく「貴族の家に生まれた者としての義務、責務」を重要視しているところも好きです。外伝をプレイしたことで彼は私が思っていた以上にきちんと自分のやらねばならないこと、理想を叶えるため必要なことを理解しているしっかりとした子だなぁと感じました。

あとシルヴァンと支援会話があるのを知ってから速攻で見ました。2人の支援C、とても良かった…。

 

さてストーリーの感想ですが、苦しかったの一言に尽きますね!!

がっつりネタバレしてるのでご注意ください。

 

 

2月の課題でレア様と共に大修道院地下の聖墓に赴いたところ、帝国軍の攻撃を受けます。ここで炎帝の正体がエーデルガルトだと発覚し、ディミトリは彼女を殺そうと単身突っ込んでいく。

先生がディミトリを止めようと肩に置いた手が振り払われたのが個人的に結構ショックでした。平時であればそんなことはしそうにない彼が復讐の機会が訪れたことで我を忘れているというか、激しく感情をむき出しにしているのを見るのがとても苦しくて、前回の記事であんなことを書いたのを反省しました。あと帝国軍に逃げられた後に大修道院に戻るとなった時のディミトリの声色があまりにもいつも通りでめちゃくちゃ怖かったです。

3月に入り帝国軍との戦いが開始、エーデルガルトを追い詰めることはできたものの最終的にガルグ=マクは陥落。先生は敵の攻撃により崖から落ち、その後帝国軍は王国と同盟領にも進軍を開始し、レア様も戦いのなか消息を絶ったままだということがわかったところで2部へ続きます。

2部は帝国軍との戦いから5年経ったところからスタート。ずっと眠り続けていたという先生でしたが、川に流されていたところを村人に助けられてフォドラの現状を知り、大修道院に向かいます。大修道院で先生を待っていたのは、5年前とはすっかり様子の変わってしまったディミトリでした。

ここまで進めて、呆然としたまま画面を見つめ、そのあと少し泣きました。絶望感がものすごかったです。

 

その後ディミトリと一緒に大修道院を根城にする盗賊を倒すところまで進めたのですが、青獅子の学級のみんなが援軍として登場してめちゃくちゃ嬉しかったです。ディミトリも含め、5年の間にみんな髪型が変わってたりして大人っぽくなってて「大きくなったね...」と親戚の人みたいな心境になってしまった。アッシュとディミトリとメルセデスのデザインが特に好きです。

余談ですが戦闘中に聞けるユニット同士の会話のシルヴァンの先生に対する台詞が刺さりすぎて苦しんでました。シルヴァンに勝てなくて悔しい。

 

内容が内容だけにプレイ中はずっと苦しんでいますが、先が全く読めず、とても楽しいです。

今は青獅子の担任なのでどうしてもディミトリ達に肩入れしてしまうけれど、いつか黒鷲ルートをやった時にあの戦いの最中のエーデルガルトの感情も知れるといいなぁ。

 

 

 

【FE風花雪月】1周目 青獅子の学級ルート①

ポケモンASのストーリーをやっとクリアしたので少し前に購入した風花雪月に手をつけることにしました。今作が人生初FEです。

色んなところで面白いという感想をよく見かけていたのでワクワクしながらゲームを起動してみたら、ま〜〜〜〜めちゃくちゃ面白い。最近は家にいる間はほぼ風花雪月やってます。

1周目は周りからおすすめされたこと、どう足掻いても好きになるだろうシルヴァンがいることから青獅子を選択。難易度はノーマルカジュアルです。クラシックでやってたら多分うちの学級は半年も経たないうちに全滅している。

 

序盤はちまちまクエストをこなしたり生徒を追いかけまわしたりとウキウキ教師生活を送っていました。6月のロナート卿との戦いから「みんなが言ってる『つらい』ってこういうことか…」とだんだんこのゲームの雰囲気がわかってきて、今は12月と1月のストーリー展開に打ちのめされています。

12月のストーリーの落差すごくないですか?

舞踏会のムービーでクロードに手を取られるシーンや女神の塔でのイベントに乙女ゲー並にときめいていたら12月ラストでジェラルトが死亡。本当にショックで、先生が涙を見せるシーンは一緒になって泣きました。感情ジェットコースターオタクになってしまった。

その後1月に入って敵討ちができたと思ったら敵の罠にはまって闇の中にとばされ、先生を元の空間に戻すためにソティスが力を使ってくれるものの、先生と一体化してソティス本人は消えてしまうという一連の流れでまた泣きました。ここのソティスの台詞と演技が本当に本当に良かった。ソティスとはゲーム開始からずっと一緒にいたので彼女と会えなくなってしまうのは苦しかったです。

ソティスのおかげで闇から抜け出し敵を倒すことはできたものの、大事な人を一気に失ったことで私のメンタルはかなりボロボロ。

ここからどうなるのか全く予想がつかなくて楽しみであると同時に怖くもあります。

 

以下1月終了時点での青獅子キャラ雑感。

・ディミトリ

途中までは「正統派でかっこいい」「天然っぽいところもあるのが可愛い」と思って愛でていたが、フェリクスとの支援会話やストーリー展開から闇落ちの気配を感じるため心配している。

上に立つ者として正しくあらねばならんという気持ちが強そうだと勝手に思っているし、それと自身の復讐心などの感情との板挟みになってそう。なっててほしい。苦しんでほしいわけじゃないけど苦悩してるディミトリは見たい。最悪担任でごめん。

ディミトリからお前呼びされるのがかなり好きだと最近気がついた。

先生が笑った時の反応が王子様すぎてときめいてしまったので本当に勘弁してほしいと思っている。

 

・ドゥドゥー

途中まで攻撃の命中率がかなり低くて「ドゥドゥー頼む!」と祈りながら戦闘に出ていたが最近は一撃で敵を屠ってくれて頼もしい。

彼の優しいところが好きで、ディミトリとの関係性自体は美しくて尊いものだと思っているけれどフェリクスとの支援Cで結構印象が変わってしまって、今は怖いところもあるなぁと思っている。幸せになってほしい。

 

・フェリクス

最初こそちょっと嫌なやつだなと思っていたが最近は可愛くて仕方がない。頭をわしゃわしゃしてガチでウザがられたい気持ちをなんとか抑えている。

ドゥドゥーとディミトリとのあれこれがかなり不安だが、それ以外のみんなとの絡みは可愛いものが多くて好き。特にアネットとの支援Bが可愛くて良かった。どこどこどーん。

 

メルセデス

なかなか過去が重たいが、それを感じさせないようなあらあら系お姉さん。

可愛い。好き。ビジュアル、声、性格全てツボ。本当に可愛い。甘えたい。今のところ女性キャラで一番好き。

回復キャラとして育成しているのであまり気にしなくていいのかもしれないが、戦闘面ではなかなか活躍させられなくてどうしたもんかと思っている。

親友のアネットは言わずもがなだが、アッシュとの関係性も姉弟みたいで好き。

 

・アッシュ

個人的幸せになってほしい青獅子キャラランキング、ドゥドゥーと並んで1位。

いい意味で普通の少年。真面目で良い子なのでずっと笑っていてほしいと思っている。

どちらかというと普段は周りに振り回される側のキャラだと思うが、フェリクスとの支援会話では彼を振り回していたのが面白くて好き。

 

・アネット

努力家。強くて可愛い、頼りになる子。

序盤はアネットだけもりもりと育っていったのが面白かった。今もばかすか魔法で敵を薙ぎ払ってくれてとても助かっている。

ストーリー上がっつり絡むかはわからないが、ギルベルトさんとはこの先どうなるのか気になる。

 

・イングリット

しっかり者で真面目な委員長タイプ。ザ・女騎士って感じで好き。

彼女もまた強いので戦闘ではかなりお世話になっている。

過去が過去なのでダスカーの民に思うところがあるのはわかるが、それはそれとしてドゥドゥーとの関係はよくなってほしいなという気持ちが強い。

アネットとメルセデスとの絡みが可愛いので2人ともっと仲良くさせたい。

 

・フレン

セテスに溺愛されるうちの踊り子。可愛いけど結構良い性格してて面白い。

ストーリーや外伝で少しずつ彼女のことがわかってきたとはいえまだ謎も多いので、これからもっと仲良くなっていきたいと思う。

支援Cでシルヴァンが危ない男扱いされてて声出して笑った。もっとこの2人の会話が見たい。

 

・シルヴァン

ストーリー、支援会話、外伝、ことあるごとにこっちの心をめちゃくちゃにしてくるので本当に許せない。めちゃくちゃ好きだ。

女好き、周囲から慕われる気さくな兄貴分、CV古川さん、と私の好きな要素ばかりで構成されているが、流石にここまで刺さるとは思っていなくて頭を抱えている。

支援Bを見た後、シルヴァンにどれだけもちあげられても本当は微塵もそんなこと思ってなさそうだよなぁ(そしてそれがしっかり刺さってしまうのが悔しい)と彼の口説き文句等は本心からの言葉じゃないと解釈していたけれど、今は先生を慕う気持ちと憎く思う気持ちの両方が混ざり合ってぐちゃぐちゃになっていて、実際のところどちらも本心なのかな?と考えている。どうなんだろう。

あとは女神の塔イベントがお手本のような「チャラ男が今までの言動のせいで本命に本気にしてもらえない」シチュなのがあまりにも美味しかった。

シルヴァンの「俺はあんたを不幸にはしません」という言葉選びが非常に刺さった。「あんたを絶対に幸せにするから結婚してほしい」とかじゃないのが良い。幸せにするという言葉自体は好きだけど、先生に言う言葉として「幸せにする」のではなく「不幸にはしない」を選んだのがなんとなくシルヴァンっぽくて良いと思った。

実際のところシルヴァンがなぜこの言葉を選んだのかはわからないけど、紋章持ちだとか貴族だとか、自分の立場で嫌な思いをしてきているシルヴァンだからこそ「自分の家に嫁ぐのはいいことばかりじゃないかもしれない、それでも絶対に不幸な思いはさせない」という彼にとっての大きな覚悟からきた言葉だったらいいな…と妄想している。

 

 

 

次は2章くらい進めたらまた感想を書きたいと思います。ローレンツをスカウトできるよう頑張ります(圧倒的に理学が足らない)

 

 

 

 

 

【陰キャラブコメ】つがい(番井孝人)ルート 感想

とんでもないゲームに出会ってしまったなぁと思った。

 

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先日、このゲームの実況を観て衝撃を受け「これは自分でもプレイせねばなるまい」と思い購入しました。

簡単に説明すると、陰キャを愛する女子大生の主人公がひょんなことから陰キャ男子のみで構成されたゲーム同好会の会長になるところから始まる同人乙女ゲーム

たしか実況を見るより前に公式の告知ツイートか何かを見かけた記憶があって、その時はコメディ全振りなシナリオかと思っていたのですが、全くもってそんなことはなかった。メンバーにはそれぞれが抱えている闇があって、シナリオは結構重たいと感じました。

 

以下より感想。ばりばりにネタバレしているのでご注意ください。

 

さて、今回攻略したつがいさんですが、このゲームの購入を決めた理由の9割が彼と言っても過言ではありません。攻略前に実況でエンディングを1つ観てはいたのですが、自分の手でちゃんと攻略したくて早速突撃しました。

ゲーム内でも言われている通り、つがいさんはアクの強いメンバーばかりの叡ゲ同の潤滑油のような存在で、出会った時から主人公にずっと優しくしてくれる人です。ただ自分自身の話はなかなかしてくれなくて、そんな彼をもっと知りたいというところから個別ルートが始まるのが好きでした。

仲良くなりたいけれどうまく距離を縮められず、ある日彼の名前で検索をかけてしまったことにより、つがいさんがタカヒトの名で炎上系の配信者として活動していることを知ってしまいます。共通ルートでそれはもうメロメロになっていたため、初見時はかなりショックを受けました。

主人公もショックを受けていたようで、一時はつがいさんと気まずくなってしまいます。しかし同好会メンバーとの会話から「とにかく謝って、相手が望まない限りは深入りしない」と決め、一度2人でじっくりと話し合うことに。ここでタカヒトをやっている理由だとか、つがいさんが自分のことをあまり話さずに一歩引いたところにいた理由なんかも聞けます。

話し合いのラストで「活動を続けてもいいか、やめたほうがいいか」とつがいさんから問われるのですが、ここは実況を観た時もプレイ中もかなり考えさせられたシーンでした。この選択肢はおそらく分岐に一番大きく影響しているもので、後述しますがこれを踏まえたBADエンドはかなり苦しいものでした。

ここで腹を割って話したことで気まずさが一旦解消されたのは良かった。この後2人でご飯を食べにいくのですが、この時の台詞が別シーンの会話とかかっていたのがめちゃくちゃ好きでした。

 

そこから少し経ち、秋の学園祭に向けた準備をすることに。出し物はサクッと決まり、つがいさんと一緒に買い出しに行くのですがこのシーンの会話もすごく良かったです。ソシャゲの話とか、一緒に出かける話とか、つがいさんの方からも話を振ってくれることで2人の仲が進展しているのがわかって嬉しい気持ちになりました。

つがいさんの口角が上がっている描写があったけど私の口角も上がりまくっていた。読んでいて苦しいシーンもあるけれど、乙女ゲームとしてしっかり面白くて本当に良いゲームだと思います。

 

つがいさんルートのエンディングは2種類。以下より回収した順番に感想。

エンディング「再生」

このエンディングでは、いろいろと言いつつもつがいさんが今でもタカヒトを続けている理由がしっかりと語られます。

私個人としてはやっぱり活動内容が活動内容なので配信者としての彼とはあまり関わり合いになりたくない気持ちが強いです。クリアした今も「炎上系でさえなければな...」と思ってしまう時があるし、できるのであれば活動を辞めてほしいとも思っている。

でもそもそもタカヒトはつがいさんの一部であり、タカヒトとしての人格を有しているからこそ私が萌え転がった「言うつもりはなかったのにポロっとキザなセリフで告白しちゃった」というシーンが成立するので、難しい。

ただ、告白スチルがつがいさんが前髪をあげた状態で眼鏡をかけているというものだったことで『タカヒトはつがいさんの一部』というのをより感じられて、それがものすごく良いなと感じました。このスチルがあるからこそ、ゲーム内ではあくまでも『タカヒトを辞めるかどうかは彼次第』で留めておいて今後はプレイヤーの想像に委ねられているところが響くのだと思います。

 

エンディング「BAN」

最後にスチルが出てこなかったのと内容が内容なのでBADエンドという扱いでいいのかな、と思っているのですがどうなんでしょう。

 

このエンディングは回収したときの衝撃がすごかったです。展開もそうなんですが、文章がすごく上手いと感じました。彼が何を考えて、どういう思いで行動していて、主人公にどうしてほしいのか。読んでいて少し気分が悪くなったくらい、演出や表現が見事だった。

主人公に肯定されるため、周囲にタカヒトをバカにされないため、どうしたらいいか考えたつがいさんは「数字を増やす」ことを第一に活動しはじめます。普段の彼の行動には自分なりのルールがあり、タカヒトとしての活動にもそれは適用されていたのですが、数字のためにその自分ルールを捨ててしまった彼は、とうとう自分が動画で取り上げた相手を自殺に追い込んでしまいました。

同好会メンバーの発言、ネット上のコメント、たくさんの言葉がタカヒトの、つがいさんの心を容赦なく抉っていき、どうしたらいいかわからなくなった彼は主人公に縋ります。

今話しているのはタカヒトなのか、つがいさんなのか。主人公にも本人にもわからなくて、テキストウィンドウの名前欄もころころ変わっていく。この一連の描写が本当に本当に苦しくて仕方がなかった。

あとはなんといっても主人公が恐ろしかったです。つがいさんを押し倒して「神はいなくても私がいますよ」「ずっと一緒にいましょうよ」と囁いて依存させる。このシーンはスチルの差分で絶句しました。絶対この後部室でやることやったんだろうな…わぁ………。

 

その後、タカヒトは主人公とカップルチャンネルを開始。視聴者は離れていき、低評価は増えていく。それでも彼女がいるから幸せで、彼女といる時は安心できる。だからこれでよかったんだ。

このエンドの何がキツいかって別に主人公はつがいさんのことそこまで好きじゃなさそう(だと私は感じた)で、そう遠くない未来につがいさんは捨てられそうなところですね…。そしたらもう本当につがいさんは生きることをやめてしまうんじゃないか、と想像して苦しくなりました。

チャンネルの方向性もそれまでの炎上系の暴露動画とは別ベクトルに下品で過激(主人公の指示っぽい)なのもゾッとする。それまでの描写からするとネットリテラシーや危機感がしっかりあったっぽい主人公が普通に動画で顔出ししてるようなのもまた恐ろしかった。どうしてしまったんだ…。

 

とんでもねえものを見たな…としばらく放心してしまいました。それくらい畳み掛けがすごかったエンディングでした。

タカヒトとBADエンドに関してはいつか咀嚼を終えて飲み込める日がくるのだろうか。くると良いなと思います。

 

 

いや〜〜〜〜すごいゲームだった。本当に。これがあと3人分残っていると思うとワクワクします。

次は作中で「失礼の具現化」と称されるだいだいくんに突撃しようと思います。

お久しぶり雑談

Twitterでは色々と呟いていますが、なかなかブログの更新ができず、気づけば年が明けているどころが3月になってしまいました。

個人的なことですが年明けから新しい職場で働いてまして、結構バタバタしております。まだまだわからないことも多く大変ですが、とりあえず頑張りたいです。

 

なかなかゲームができていないのですが、少し前から本格的にポケモン ソードをやり始めました。世間が剣盾やってる頃にブラックを購入し、アルセウスで沸いている今ガラル地方を旅しているというかなりの鈍足プレイですが今のところとても楽しんでいます。これをクリアしたらそのうちアルファサファイアを買う予定。(ここまで書いて下書きに保存していたら今冬発売の新作が発表されてしまった)

乙女ゲームはほぼ触れていませんが、そろそろ本当にPSPゲーをなんとかしなくてはという焦りがあるので時間を見つけてやっていきたいところです。私が積みゲーを崩すのが先か、PSPが死ぬのが先か。Vitaに移植されていないタイトルも多いですし、パッケージなしDLのみでいいのでなんとかSwitch移植されないかなぁと思ってしまうのですがやはり難しいんですかね〜。

 

あとは年末からワールドトリガーにドハマりしていて自分でも驚いてます。

普段はグッズを買うことはほとんどないんですが(飾る場所とセンスがないため)、サンリオコラボのイラストが可愛くてアクスタを買ってしまいました。毎日のように新しいグッズが発表されていて情報に溺れそうになっていますが楽しいです。

ライブ以外のアニメ、ゲーム系のイベントもほとんど観たことなかったんですが先日のフェスは昼夜両方とも配信で観ました。声優陣だけでなく監督や他のスタッフさん、主題歌を担当した神サイの皆さんのワートリへの思いが聞けて本当に良いイベントでした…。

 

 

ありがたいことに更新できてない間もアクセスしてくださる方がいるようで…。長文でいろいろ書くのは楽しくて好きなので、今後もゆっくり自分のペースで更新していきたいと思います。

 

【ときメモGS4】七ツ森実,御影小次郎 真告白 感想

まだ2周しかできていませんが、ひとまず発売前から気になっていたナナくんと御影先生の真告白エンドを回収したので感想を。

ボリュームのあるシリーズなので、今後も気が向いたときにゆっくりプレイしていこうかなと思います。

 

キャラ感想の前に、とりあえず雑感。

システム的には従来のGSから大きく変わった部分はないかな、と思います。3のシステムが基本になっていて、そこにマリィ・ガーデンやら4人グループ、記者活動といった新要素が加わっているような感じ。

学食イベントは今回のプレイングではあまりうまみを感じられませんでしたが、おそらく特定のグループを結成できれば特殊な会話が発生したりするのかなと思っています。グループが作れない組み合わせでランチをした時の汎用台詞(?)だと全然盛り上がってなさそうでそれはそれで面白い。

あと学食でいうと料理のグラフィックが妙にリアル寄りというか立ち絵、背景と馴染まずに浮いているように感じて、そこが気になりました。

4はキャラ別で特定のスチルが使用された会話イベントがちょくちょく挟まります。これが割と頻繁に発生するため、個人的には少しテンポが悪いように感じてしまいました。会話の内容は好きなものが多かったので、普通に立ち絵でのイベントでも良かったのかなーと思ったり。Live2Dでぐりぐりスチルが動いたり、時々タッチイベントが起きるのは面白かった。

 

個人的に今までのシリーズの親友ルートが本当に好きだったので、今回はそれがなくなったというのが残念でした。まだグループ結成や4人デートなどの新要素には触れていないんですが、それが今まででいう親友とか三角関係にあたるような感じなのかな。今後のプレイではそのあたりも楽しみたいです。

 

以下キャラ感想。イベント内容などのネタバレありなので一応注意。

 

七ツ森ルート

Twitterで初めてNanaとしての姿が公開されたときに「もし4が出るなら絶対にこの人から攻略しよう」と決意したくらいにナナくんのビジュアルが好きです。その後に公開された眼鏡姿のイラストで、モデルの時とのギャップで更に好きになったのを覚えています。

ナナくんのルートで面白いなと思ったのが初デートの後に「Nanaの姿」と「普段の姿(眼鏡)」どっちとデートしたいか聞かれることですね。この選択肢によって今後のデートでの姿が変わる(途中で変更不可)ため、おそらくですがデートのスチルも一周しただけでは全部回収することができないんじゃないかなと思います。

私は会話の流れ的に「ここでNanaを選んだらミーハーと思われて好感度が下がるのでは?」と深読みして眼鏡姿を選びましたが、最終的にこっちの姿の方が好きになりました。レンズ越しに目がちらっと見えるのにものすごくときめいたんですよね。あとは校内イベントなどは眼鏡なので、単純にこちらの姿で接する時間が長くなって、より身近に感じるようになったのもあるかもしれません。

 

ときめき修学旅行の内容は結構びっくりしましたね。まさか公共の場で叫ばれるとは思っていなかった。

別の記事で書いたことがあると思うんですが、個人的に見せつけるようなイベントとか公開告白的なシチュエーションは苦手なので、困惑したままイベントが終わってしまったのが残念。

でもその後の枕投げタイムはものすごく楽しめました!

枕投げ後に先生が見回りにきて何処かに隠れる、となった時にナナくんと同じ場所を選べると

「俺からは何もしてないぞ。

 してないハズだ...。

 でも、ゴメンなさい」

 

と言われるんですがここがまあ可愛くてたまらなかった。好きだ、七ツ森実。

可愛すぎて思わずスクショしてしまったくらい好きなので、ここはぜひ聞いてほしいです。

 

ナナくんには2の瑛と少し似ているところがあるような気がします。初めは少し冷めたところがあるように感じるし、周りに隠していることがあって主人公とはその秘密を共有していたり。2人ともお父さんっぽいこと言ってくる時もあって、そこも似てるかなと。

大きく違うところは素直さですかね。瑛は結構なひねくれ者でそこが可愛らしいんですが、ナナくんは「(センスが)好き」とか「(格好が)可愛い」とか真正面から褒めてくれるので、毎回デートが楽しみでした。

告白の台詞もプロポーズのような情熱的な言葉でしたし、付き合ってからもたくさん愛情を注いでくれるんだろうなぁと思います。

 

記事を書く前にはばチャのツイートを初めから見返したんですが、Nanaより先にミニキャラで眼鏡姿が公開されてたり、後から遊園地のななこさんとしての姿も公開されていて驚きました。クリアしてからだと新たな発見があって楽しいですね。

 

 

先生ルート

子供の頃から吉野さんのファンなので、御影先生のキャストが発表された時に喜ぶと同時にものすごく衝撃を受けました。個人的に吉野さんはやんちゃなキャラクターを多く演じられている印象が強い方なので、先生役というのにも驚きましたね。もしGSに出演されるなら1の天童くんみたいな子かなとぼんやり考えていたので。

 

御影先生は生徒に対してかなりフレンドリーに接する人です。パッと見の印象だとちょっとチャラそうで、ビジュアルが公開された時は「グイグイくるような先生だったらちょっと苦手かも」と思っていました。

しかし実際プレイしてみると、生徒のことをきちんと気にかけているとても良い先生でしたね。テストで学年1位をとった時には褒めるだけじゃなく、無理をしていないかと言ってくれるところが優しくて好きです。

あとは自分のプレイングのせいかもしれませんが友好になるまでがなかなかに長くて、ガードが堅いところも教師と生徒であると線引きされてるように感じられて勝手にときめいてました。スキンシップでこっちが寄ると引き気味なところも好きポイントです。

 

1年目の体育祭のフォークダンスは逃げた男子の代わりに参加している先生ですが、それに対して「ほんともったいないことするよな」と言っていて、初めは女子と仲良くなるチャンスを自分からふいにすることを言っているのかと思ったんですよ。攻略を進めていくうちに、これはせっかく学生時代にしかできないことなのに踊らないのは勿体無い、という意味で言っていたんだろうなと感じました。フォークダンスって学校行事とか授業くらいしか踊る機会なさそうですしね。

そう感じたのは、先生が海外で年の離れた人たちばかりの環境で友人のいない高校生活を送っていたと話してくれたからです。これ以降、時々2人で遊びに出かけるようになるのですが、お誘いの台詞が結構あっさりしていてデートだと意識しているようなのは主人公だけというのが好きでした。

 

先生ルートで特に好きだったのが初詣でおみくじを引くときの台詞です。「おみくじは2人で引けば負けはない。何故ならば、片方が悪い結果でももう片方が良い結果なら中和できるし、2人とも悪い結果でもマイナスとマイナスをかければプラスになるからだ」と独自の理論を話してくれて、主人公が心の中で無理があるな...と言っているところも含めて面白くて好きです。

学園演劇を無事に終えた後の舞台袖での台詞もいいですね。御影先生は教師である自分がいち生徒に好意を持つことに悩んだのではないかと思うので、劇の台詞とはいえ、ここで言葉にしたことでクリスマスにきちんと「この子が好きだ」と気持ちを認めることができたのだと思います。もし劇がなかったらまた迷っていたのかも。

文化祭後に開放されるADVも良かったですね。ヒムロッチと御影先生のやりとりはどれも好きなのですが「いくら台詞を覚えているといっても教師の自分が代役でいいのか」と悩む先生の背中を学園演劇で舞台に立った経験のあるヒムロッチが押すというのがヒムロッチ好きとしてはグッときました。

 

御影先生に「真面目ちゃん」と呼ばれるのがとても好きだったので、告白の際も呼んでもらえて嬉しかったです。今後も時々呼んでほしい。

 

 

発売前は色々と不安に思う部分もありましたが、実際プレイしてみるとすごく楽しめました。他のゲームを挟みつつゆっくり他の子も攻略したいと思います。

 

【クラキミ】桜葉克己 感想

かなり間が空いてしまいましたが、クラキミ感想もいよいよ最後の1人。幼馴染の桜葉くんです。

はじめはあまり自分に刺さるタイプのキャラではないだろうなと考えていましたが、自分も不安な状況でも幼馴染である主人公のことを気遣ってくれる優しさにときめき、個別ルートでは可愛らしいところも見せてくれて、最終的に一番好きなキャラになりました。また、直前にやった先生ルートで彼を手に掛ける前の葛藤シーンがかなりつらかったのもあり、だんだんと仲を深めていく描写には幸せを感じました。

 

特に好きなのは中庭でのイベント。

「かっちゃん」と昔のあだ名で名前を呼ばれて照れる桜葉くんは本当に可愛くて、空気がとても美味しかったです。

そして自分が主人公のことをあだ名で呼ぶとなったときには散々間を置いて、やっぱり照れて呼べない。自分はこんなに照れているのに、主人公はサラッと呼べたことがショックで、でも「やめたほうがよかったか」と言われると否定する。この流れがもうたまらなく可愛くて、なんとしてでも二人で生還しようと誓いました。

そして告白未遂(というかもう告白)もされるのですが、ここの台詞がまた良かった。

「...悩むよ。お前に関することなら。それが、くっだらねーことでも。

 ...お前からのメールにハートマークがついてたとか。今日はなんか寂しそうだったとか。...お前は知らないだろーけど。ってか、知ろうともしないだろーけど。

 ...でもさ。俺はそういう気持ちなんだよ。それだけは、覚えておいてくれよな」

ここはクラキミで一番と言ってもいいくらいにときめいたシーンでした。特にメールのくだり。好きな子からのメールひとつで色々考えてしまうというのが青春っぽさを感じるというか、高校生って感じで可愛いですよね。甘酸っぱい。

桜葉くんルートはこの他にも色々と可愛らしい会話があって「私いま乙女ゲームやってるんだ...!」と強く感じられて最高でした。

 

このルートでは彼のお姉さんの失踪の真相など、他ルートではまだ明かされていない部分も明らかになります。校内放送の声の正体は、ボイスチェンジャーを使ってお姉さんのフリをしていた「仮面の死神」だったのです。

その後入手したビデオテープから、本物のお姉さんはすでに殺害されているであろうことがわかります。お姉さんが最期まで桜葉くんを守ろうと抵抗していたことも判明し、お姉さんをわずかでも疑っていた自分を情けなく、苦しく思って涙を流す桜葉くんには胸を締め付けられました。なんという救いのなさ...。

 

その後の桜葉くんの救出イベントは主人公と彼がお互いをいかに大事に思っているかが伺えました。

桜葉くんは主人公だけでも逃げてほしくて、でも主人公はそんなことを言われても助けたくて、お互い譲れないから口論になってしまうシーンはハラハラしつつもたいへん萌えました。

また、自分は死んでしまうかもしれないと考えて主人公の手を離すけど、自分からまた彼女の手をとるところ、自分が死ぬかもしれないと不安な彼女の表情を見て「心の底から嬉しいと思ってしまった」「最低だよな?」とこぼすところで更に桜葉くんが好きになってしまいました。

 

最後は犯人である秀彦と対峙するわけですが、このルートでもこの人は強烈だった。

お姉さんの最期の様子であったり、なぜ桜葉くんを攫ったのかまで語ってくれたけれど、ここで改めてこの人(と先生)は生まれながらにしてそういう性質の人間なのだなぁと感じましたね。最終的に3人のいるチャペルが火事になるのですが、そんなときでも逃げるどころか兄を殺したときのデータが焼失することを恐れて取りに向かうというのはすごいとしか言いようがないです。

 

エピローグでキスしたあとに主人公に感想を聞いてしまうところがすごく桜葉くんらしいなと思いました。かわいいね。

 

そして桜葉くんルートをやった後だと、直前の高坂先生ルートで兄弟に萌えていたのがものすごく申し訳なくなりますね。先生ルートだと「自分は先生を疑っているから、幼馴染に怪しいやつと歩いてほしくない」って言っていたのに、先生が殺害された(というように見せかけた)後は落ち込んでいるであろう主人公を心配してくれるんですよ。それくらい桜葉くんは優しいのに、そんな彼に私と主人公はなんということを...。

 

 

というわけで、『暗闇の果てで君を待つ』コンプリートしました。

謎解きやサスペンス要素のある乙女ゲームというとオトメイトのバクダンハンダンを以前プレイしたことがありますが、それとはまた違った雰囲気があり、クラキミもとても面白いゲームでした。

DSということもあって音声は音割れしていますし、ボリュームもそこまで多くはありませんが、間違いなく人におすすめできる作品だと思います。キャストにはなかなか乙女系のコンテンツに出演されていないような方もいるので、そういった意味でもおすすめ。

 

次はGS4を触りつつ下天のFDをやろうかなと考えています。そろそろPSP積みゲーも崩していきたい...。

【クラキミ】高坂貴彦 感想

葵先輩ルートを終えて「この人には落ちないだろうな…」と思ったはずなのに、最終的にこのゲームで一番刺さったエンディングが先生のものだったのがあまりにも悔しい。

 

 

このルートでは今までとは逆に、他の攻略キャラたちを殺してまわることになります。この要素と先生が犯人であるということは事前に知っていて、そのうえでプレイしてみたいと思い購入したのですが、他のルートとは全く毛色が違うため、そこが面白くもあり苦しくもあるルートでした。

また、これまでのルートはどれも主人公をかっこいいなと感じるシーンや台詞がありましたが、このルートではそう感じたり、共感できるポイントが微塵もなくてそれもつらかったです。主人公の思考回路がまったく理解できなかったんですよね。先生に直接「内通者は先生だと考えている」と伝えてしまうところも、「先生が犯人と対決するつもりなら協力するし、みんなを殺すつもりなら手を貸す」と言えてしまう理由がわからなくて。このルートの主人公は無自覚だったけれど先生と同じような感性の持ち主で、自分でも気付かないうちに先生に惹かれていたということなのかな〜と脳内補完してました。

 

高坂先生が主人公の聡いところを好ましく思っているようなのは先輩ルートの時点で感じていて、どのように主人公を手にかけるのか気になったのでわざと選択肢をミスして死亡エンドをみてみました。その際の

「貴方がいなくなれば、私の心に起こった波もすぐに静かになるでしょう...」

という台詞がなんだか印象的でした。ただ、ここでは先生ではなく弟の手にかかったようなのでそこが少し残念。この感想もどうなんだろう。

 

その後、先生に「他の生徒たちを殺せ」と命令された主人公が無理だと言った理由が怖気づいたとかじゃなく、女子が一人で男子を殺していくのは大変だからという風野くんの言葉を思い出したからというのに笑ってしまいました。とんでもねえやつだ。

そして自分の手で人を殺めてしまったことを後悔しつつもサクッと全滅させ、先生の待つ教会へ向かいます。

 

着いたタイミングが悪かったのか、教会には先生だけでなく弟の秀彦の姿が。そこで主人公は秀彦に人質にされてしまいます。

ここでは高坂兄弟の熱いやり取りが聞けます。先生が「自分が一番殺したかったのは自分自身」「自分が死ぬところを自分の目で見られたらそれが一番幸せ、だからもう一人の自分である弟を殺したくてたまらなかった」とか言い出したときは理解が追いつきませんでしたが、理解できてしまうほうがアレだと思うので私はこのままでいたいなと思いました。

「...愛してますよ、秀彦。自分を愛するように。」

もう高坂兄弟が優勝でいいと思います。

 

エピローグでは秀彦ではなく先生が死亡したように見せかけて、主人公は先生とともに海外へ渡ります。主人公はいつか自分も先生に殺される未来を予感していたけれど、秀彦に人質にとられたときも「貴方より先生に殺されたい」「先生に私を殺した痛みをずっと覚えていてもらいたい」と言っていたし、最期の瞬間に先生が自分のことだけを見ていてくれたらもうそれだけでいいんだろうなぁ。

先生の声がすごく甘くて、形こそ歪だけどたしかに主人公を愛しているのだと感じられて嬉しくなってしまった。そう思うということは私も先生が好きなのかもしれない。

記事の最初にも書きましたが、トゥルーエンドで一番刺さったのは先生なんですよね...。秋山くんのエンディングも少女漫画の雰囲気があってとても幸せな気分になったんですが、こっちは二人にとっての幸せがそう長くは続かなさそうというか、どこにも行けないような、なんとも言えない悲しさがあるようで少しさみしくて、そこがいいなぁと思いました。

 

そしてトゥルーエンド以上に刺さったのが先生のバッドエンドです。

秀彦に放り出されたときに頭を打って気を失ってしまった主人公は、気がついたときには目隠しをされたうえに縛られていて自由には生活できず、自分がどこにいるのかもわからない状態でした。しかし先生が優しい声で囁いてくれることで心は満たされていたのです。

このシーンは画面は真っ暗で台詞だけが表示されていたのですが、声が聞こえた瞬間震えましたね。そこにいたのは高坂先生ではなく、弟の秀彦でした。

これから主人公はずっと自分の目の前にいる愛する相手が実はその人の片割れ、しかも本当の愛する人を手にかけた人間だと知らないまま手元に置いておかれるんだなぁと思うと本当に興奮しました。専用スチルも用意されているのが最高ですね。

 

先生はともかく、弟にまで感情をぐちゃぐちゃにされる予定ではなかったのにどうしてこんなことになってしまったのか。

いやでも本当におもしろいルートでした。

 

お次は桜葉くんルート感想。キャラとしては桜葉くんが一番好きで、要所要所のイベントでいちいち萌えてジタバタしてました。また近いうちにアップできればと思います。